京都の写真館 ながおかスタジオ 卒業前にお友達と

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「あ〜どうしよ。土日のぞいたらあと卒業まで二十日も行けへんわ、学校」・・・中学三年の娘の言葉です。この言葉から娘が毎日学校を楽しんでいることがよくよく伝わります。そう、あっという間の三年間です。小学校より中学校、中学校より高校のほうがあっという間に過ぎるよ、と先輩ママさんから聞いたことが本当だなぁと実感する毎日です。とにかく部活が忙しい三年間ではありましたがそれも学生ならではのこと。「たまには休みが欲しい、他のクラブは休みなんやで」・・・時々聞いたちょっとした愚痴もクラブを引退してからは「やっぱりクラブっていいわ」「早く戻りたい」(彼女は吹奏楽部なので受験が終わると定期演奏会に向けてまたクラブに戻ります。)そんな言葉に変わっていました。部活のお友達にもクラスのお友達にも恵まれた彼女は毎日学校であった笑える話を夜ご飯の時に延々と聞かせてくれました。私の仕事で毎晩一緒に夜ご飯を食べられるわけではなく、思春期も重なっているであろう彼女が生き生きと話す姿は私の楽しみの時間でした。

今は携帯を持たせてもらっている子も多く、娘も携帯でたくさんの写真を撮ってはお友達とSNSなどで共有していたようです。それは大切な思い出の共有でもあります。一緒に行った場所、食べたもの、写真を撮る楽しさはよくよく知っている世代だと思います。でも携帯の写真をプリントする、まではいかないようで、思い出の共有が目的でそこで完結しているような気もします。そんな彼女たちも卒業前に残したい写真はきっとあるはずです。携帯とはまた違う、写真館で写真というカタチに残すこと。いつもの携帯よりもちょっと時間をかけて写真館で撮ってみる写真。そんな体験もしてみて欲しい。そんな気持ちから撮った写真は暑い日も寒い日も一緒に頑張ってきた吹奏楽部のサックスパートの仲間たちとの一枚。学年も違います。これから進む道も違うでしょう。でも卒業しても写真を見れば一瞬でその頃に戻ることができます。毎日ひたむきに頑張っていたその時を、今からどんどん大人になっていく自分自身のために残して欲しいと思います。これから春が来れば高校生になる娘には今よりも楽しいこともたくさんあるでしょうし、きっとその逆で大変だと感じることもたくさんあると思います。

相田みつをさんの言葉・・・七転八倒 つまづいたりころんだりするほうが自然なんだな にんげんだもの

いろいろなことがあった時に彼女たちの背中をそっと押してくれるような素敵な一枚を撮りました。撮影中は笑い声がいっぱい。それも大事な思い出なのです。皆さんも、皆さんの大好きな仲間と一緒に三月はながおかスタジオにご来店下さいね。

 

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