今年もまた楽しみな幼稚園のお泊り保育の撮影に行かせていただきました。幼稚園では一番のお兄さんお姉さんのみんなですが、まだまだ小さなみんなです。いっぱいの楽しみと少しの不安をもってバスに乗ったことでしょう。私たちは現地で合流しましたがバスの窓から元気に笑って小さな手をいっぱい降ってくれる姿が。お外遊びやお部屋での製作、それぞれのお部屋に自分たちの荷物を置く・・・ひとつひとつの行動に対してとにかく一生懸命な子ども達。そんな姿を見ていると「可愛いなぁ〜」だけではなくて、すごいなと思います。小さな体のどこにあんなパワーを秘めているんでしょうか。そして先生の言葉ひとつひとつに忠実な子ども達。子ども達のあの澄んだ目を見ていると改めて大人の責任というか、一語一句ちゃんと考えないといけないなぁと思うのでした。普段の生活の中、息子との会話で私が発した言葉に対して「今からやろうと思ってたのに」と言われることがあります。息子からしたら本当に今からしようと思っていたのにそれを指摘されたらなんだよ、と気分がよろしくないのでしょう。以前なら「言われる前にしたらいいやん」と言い返していた私も「え、今から？それは失礼なこと言うたわ。タイミング同じすぎたな。」と返せるようになったのは私も少しは成長したということでしょうか笑。話は逸れましたが、お泊り保育で夜ご飯を食べて少しずつ日が落ちてくるとやはりお家のことを思い出して悲しくなってくる子ども達もいます。楽しい中にふとお家のことを思い出す子もいます。涙が出てきてしまった子も。そんな時も子ども達は一生懸命向き合います。「だいじょうぶだよ」「みんないっしょだよ」その子に声をかけています。小さくてももう立派に人の心がわかります。そんな姿を見たら仕事どころではありません。いや、仕事はしますが目頭が熱くなってしまいます。優しい気持ち、人の心を想う気持ち。小さな心にいっぱい育んでいくことができたらいいなと思います。
泣いていた子も泣きやんで一緒に花火を楽しみました。キャンプフャイアーの火を囲んでダンスも楽しみました。空にはきれいなきれいなお月様ときらきらのお星様。みんなで眺めました。
言葉ってとても大切で、言葉によって人を幸せにしたり安心させたり、頑張る力になったり、もちろんその逆も。
お泊り保育は可愛いだけではなくていつも子ども達からたくさんの学びをもらいます。お泊り保育の中でまた一段と成長した子ども達。娘や息子の幼稚園時代を思い出して気持ちがほっこりしました。