京都府長岡京市友岡2−1−15
(有)ながおかスタジオ 代表取締役 山東尚史
075−952−4705
http://www.nagasta.com
はじめまして、京都府長岡京市で写真館「ながおかスタジオ」のフォトグラファーをしております、山東尚史です。
大阪学院大学、経済学部を卒業後、大阪リコー(現リコージャパン)に就職しました。実家が3代50年以上続くながおかスタジオを営んでいましたが、当初は継ぐ予定はなく、一生サラリーマンで生きていくつもりでした。
ですが、身内の体調不良により人手が足りなくなり、急遽実家のながおかスタジオに帰ってくることになりました。
写真について何の知識も無いわたくしは当初、当時の代表の母の言う通りに撮影をしてきました。ただ、どこか撮影に関して物足りなさを感じてはいました。
そうしているうちにある業界紙を目にしました。「富士フィルム営業写真コンテスト」の受賞作品が掲載されていた冊子でした。そこにある写真は、どれもドラマチックでムードがあり、被写体が生き生きとし、型にはまっていない写真でした。これはコンテスト用にモデル撮影をした写真だろうかと思いながら、見よう見まねで始めてみましたが、まったくうまくいきませんでした。
写真を始めて2年ほどたったある日、ストロボメーカーのセミナーに行きました。数人いる講師陣の中から受講したい講師を選ぶスタイルでしたが、その写真に惹かれ福岡県の福森氏を選びました。
写真の講評をして頂けるということで、なんだかんだ言っても2年写真をやってますし、経験も積んで、How to本を読んで知識もある、カメラやストロボの操作も一通り分かる。最近撮った自信ある2枚を持っていきました。
そして福森先生に言われたことはこうです。「山東さん、駆け足で頑張って下さい。」
この言葉で今のままではダメだと直感しました。
わたくしは、帰ってすぐ福森先生に電話をし、その門を叩きました。京都から福岡。距離は関係ありませんでした。月2回福岡に通い、夕方18時から深夜12時頃までみっちり勉強し、次の日の早朝に飛行機で帰り、お店を開けてました。
15年経った現在も福森先生を師事する50人以上の全国の仲間とビデオチャットで写真の研究を続けています。
日々の研究の成果により、わたくしを変えるきっかけになった「富士フィルム営業写真コンテスト」に入賞するようになり、ながおかスタジオに全国から同業者が見学に来られるようになりました。
お客様からもたくさんの喜びの手紙を頂くようになり、この仕事を出来てよかったと思える日々です。わたくしの尊敬する先輩が言われている、「家族写真は世界を変える」決して大げさな表現ではないと思います。家族が幸せなら、地域が幸せになる。地域が幸せなら、国が幸せになる。国が幸せなら、世界が幸せになる。そんな重要な使命を受けて、日々精進して参ります!