京都 ながおかスタジオ 七五三の前撮り撮影

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ゴールデンウィークも終わりの日曜日。五歳の男の子の七五三の撮影をさせていただきました。わが子もそうでしたが男の子って何かはっきりとわからないことに対しての警戒心が強く、お家では「今日七五三のお着物を着て写真を撮るよ」とお話しされていたようですがイマイチその絵が浮かばなかったみたい。スタジオに入ってきてくれて、キッズコーナーに向かう姿はご機嫌そのものでしたが「着物選ぼうか」のお母さんの声にピキっと固まってしまいました。着物を選ぶ→何か怖いことをするんじゃないか・・・そんな絵が彼の頭には浮かんだみたいです。「いやだ」の声。でも大丈夫。ごくごくよくあることなのです。誰だってわからないことをするのは不安です。でも彼は並べた着物の中から好みの着物を選んでくれました。選べたことが素敵!そう思います。おもちゃコーナーにいる彼が彼のタイミングで衣装部屋に着替えに来てくれたらいいなと思って用意をして待っていましたが、割とすぐに彼は来てくれました。お父さんと手をつないで、お父さんも一緒に衣装部屋に入ってくださいました。着てきたお洋服を脱いだらさあ着物に着替えます。着物に着替える一瞬は固まっていましたが声をかけながらゆっくり袖を通していくと・・・大丈夫。着物って怖いものじゃないとわかったみたいです。そうやって小さな頭の中でいろいろ考えている様子がただただ可愛らしくてたまりません。そうしているうちに着付けが終わりました。とっても可愛い!いや、この時期の男の子はかっこいい!という方が嬉しいでしょうか。本当によく似合います。本人も着物を着るという第一段階が終わって安心したのかちょっと泣きべそをかいていました。

スタジオに入るのも一瞬ためらっていましたがまたまたお父さんと手をつないで入ってきてくれました。ここで写真を撮るんだということがわかると安心したようでお父さんの手を自分から離すことができました。まだまだお顔は緊張していますが私はオッケーだと思っています。だってたった一人でしっかり立って写真を撮ることができているんですもの。緊張は少しずつ消えていくはず。流れに任せましょう。剣も持って撮ってみました。最後は自然光の中でお母さんを目の前に撮ってみました。ほら、にっこり笑顔が出ましたよ。少し緊張したお顔ももちろん可愛らしかったけれど笑顔はやっぱり最高ですね。

撮影が終わって自分のお洋服に着替える時にはお父さんと手をつながなくても一人でタタっと衣装部屋に入ってきてくれました。彼は彼の中でいろんな思いをしたと思います。不安もあったかもしれません。本当によく頑張ったね。写真を撮るということが子ども達にとってもいい思い出にならないと意味がないと思います。写真を撮らされている、ではいい思い出にはなりませんから、時間が少しかかっても子ども達の気持ちに沿って楽しく撮影ができたらみんなが幸せだなと思います。

心がほっこりした時間をありがとうございました。。この季節からどんどん七五三の撮影の前撮りもさせていただいております。撮影は早めに済ませておいて秋にゆっくりとお参りをされるのもおすすめです。皆様のご来店を心からお待ちしております。

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