京都の写真館 ながおかスタジオ 繋がること  

ながおかスタジオのHP 

少し前の話になりますが、夕方スタジオにお客様が。ご近所に住む息子の同級生であり、生まれたときからの幼馴染であり、娘の吹奏楽部の後輩でもある彼女は笑顔が可愛くていつもいつも優しくてとっても素敵な子です。彼女が手にしていたのは中学校の吹奏楽部の定期演奏会の案内のポスターと楽譜。ポスターはながおかスタジオの窓に貼り、楽譜は娘に渡して欲しいとのことでした。定期演奏会は吹奏楽部の活動の集大成。三年生にとっては最後の演奏になります。昨年の娘の定期演奏会からもう一年が経とうとしているのですね・・・。定期演奏会ではいつも現役とOB、OG合同の演奏もされるのですが高校一年生になった娘もOBとして演奏に参加するので楽譜を持ってきてくれたというわけでした。こうして年に一度の定期演奏会に参加することができて、みんなで顔を合わせて演奏をして、そんな繋がりがあるのはありがたいことです。

「繋がり」と言いますが人の繋がりというものは簡単ではないと思います。大人になればなるほど何もせずに繋がっていくのはなかなか難しい事もあるだろうし、やっぱりそこに相手を思う気持ちがあってこそ繋がっていくのかなと思います。そしてその繋がりをさらに長く繋げていくにもやはり相手を思う気持ちは不可欠でしょう。繋がり方はきっと様々で、会って話したり電話であったり手紙であったり。手紙といえばながおかスタジオで撮影をさせていただいたお客様にアンケートをお渡ししてご返送いただき、こちらからもお写真を添えてお返事を送らせていただいているのですが、それもお客様とながおかスタジオとの大切な繋がりとなっています。ながおかスタジオでこのアンケートを始めてもう十年近く経ちます。が、これはしないといけない事ではなく、したい事。お客様の顔を浮かべながら、その日の撮影を思い出しながら書くお返事は楽しいものです。いただいたアンケートもものすごい量になりました。もちろん大切に残しています。お客様のお顔やその日の撮影の事がすぐに甦るのは大型店とは違う写真館の良さだなぁと思っています。この繋がりはこれからも続けていきたいと思う事のひとつです。

 

 

 

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