豪雨で流された写真 ながおかスタジオ 記念写真 京都 長岡京市 写真館

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先日、何気なくつけたテレビに映っていたのは一枚の写真を持つ、元Jリーガーの巻誠一郎さんでした。豪雨で流されてきた写真を拾われた方が、元の持ち主の方に返してあげたいという気持ちから被災地でボランティアをされている巻さんに依頼をされて持ち主を探すという興味深いものでした。最初は自分たちで探そうとされていたようですが有力な手掛かりがなく、巻さんがSNSに情報を記載されるとすぐに連絡があったようでした。ただ、流された写真は色あせてところどころ傷がついていました。巻さんは、今回の豪雨で水にぬれたり傷ついたりした写真を修復しデータ化している写真家の方ににその写真を持って修復をお願いされました。時間をかけて少しずつ元の状態に近い形に修復されていく写真。その写真は無事に持ち主へと返されました。持ち主の方は避難所生活を送られていて、「この写真がまた毎日を頑張る気力になる」と笑顔で話されていました。

被災して避難所暮らしをしながら一枚の写真を力にますます頑張っておられる方もすごい。

流れてきた写真に写っていた方に思いをはせて写真を戻してあげたいと思われた方もすごい。

被災された方に寄り添いながら日々活動をされている巻さんもすごい。

色あせて傷ついた写真を元に戻すべく奮闘されている写真家さんたちもすごい。

人は人と繋がって生きていて、写真は人にとってやはり大切なものであるということ。写真でお腹一杯にはならないしピンチの時に咄嗟に役立つものではないけれど人の心を存分に満たしてくれるものであることは間違いないのでしょう。何気なくつけたテレビもまた、私の心を温かく満たしてくれるものでした。

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