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七五三の撮影に来てくれた子ども達。着物に着替えて撮影が始まると度合いはそれぞれですがみんな緊張はします。だって、「いつも」と状況が違うので。着ているものも違う。お母さんも何だか嬉しそうにウキウキ。近くにはカメラマンのおじさんがいる。・・・「なんだかいつもと違う特別な感じ」に満ちた中で、嬉しいけれど緊張もするのは自然なことですね。子ども達の緊張の表現方法は様々ですが多いのは口をぎゅっとつぐんだり唇を口の中にしまい込んでしまったり。「くちびるだしてね」なんて声をかけてみますがそもそも唇がどうなっているかもわからない子ども達(笑)出してねというとタコさんのように唇を突き出してくれたりするのでめちゃくちゃ可愛くて言葉かけの難しさも感じます。そういう時におうちの方から出る声掛けで最も多いのは「普通にして」「いつもみたいにして」です。大人は普通という言葉に対しての理解が頭にあるのですが子どもにとっての普通、は大人とは違うことも多々あって子ども達はだんだん何が普通かわからなくなってくる感じです。そうなると表情は不自然になってしまうので私たちもあれこれ手を変え品を変え、日々奮闘という感じです。お家の方の気持ちはとてもとても分かります。せっかくの七五三の記念の写真です。いつもの最高の笑顔をのこしたい。そのためにできる精一杯のことをさせていただきます。そのうえで、まだ小さな子ども達の心の内みたいなものが見えてもそれはきっと素敵な写真であると思います。
これからまたコロナがどうなっていくのか見えない毎日。七五三の撮影が例年より早くなっています。九月のご予約も日によってまだご対応させていただくことができますのでどうぞお問い合わせくださいませ。