写真は宝 ながおかスタジオ 京都 長岡京市 写真館

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先日から色々なものを処分しています。主には子ども達のもの。本当はずっと置いておきたいものもあります。例えば幼稚園の頃の制作。絵やお面、紙粘土。ずっと残していましたが二人分とはいえなかなか場所も取っていました。悩みましたが、年を重ねるにつれ、断捨離はきっと気力も体力も必要になるだろうし、子ども達も春からは大学生と高校二年生になるのでいよいよ思い切りました。思い切る身の回りのものは少しずつ少なく….思いきることのできた理由は持って帰ってきた製作は小さいころから写真に撮ってアルバムに入れていたので、目の前になくなっても写真で振り返ることができるなと思いました。小さな手で描いたんだなとか、小さな手で糊を貼ったんだなとかそう思うとなかなか手放せずにいたのですが、何でもかんでもとにかく写真にのこしていた事は今となっては本当に良かったと思います。

私の撮っていた写真が技術的にどうなのかと言われるとそこは…ですがそこにはいつも母の愛があふれていたつもりです。幼稚園の行事の撮影に伺ったときに、幼稚園の先生から、私の撮った写真はお母さん目線で商売用だけじゃない感じがとても好きだと言っていただきました。それは集中してもの作りをしている横顔だったり、遊びに熱中している背中だったりもします。それが正解なのかはわかりません。でも私は横顔や背中から見えてくるその子の世界や気持ちを想像するのも、してもらうのも好きなのです。だからこそ先生の言葉は本当に嬉しく励みになりました。もちろん、確実な技術は大切です。でも何をするにもそれだけでない、心を通わせるとか気持ちを大切にするとか、人ならではの人を想う温かい気持ちがやっぱり人が仕事をしていく上ではとっても大切な気がします。

皆さんも写真を撮る事、撮られる事をますます楽しんでいただきたいなと思います。

 

 

 

 

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