京都 ながおかスタジオ 母の気持ち

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前回記しました、息子の運動会。私の実家の両親も見に来てくれていました。スタジオと実家は同じ長岡京市内で近く、実家の両親にも義理の母にも色々な事を支え、手伝ってもらいながら今の毎日があります。幸いにも、両親は二人とも元気で運動会当日も朝一番の開会式から二人揃って来てくれていました。近いとは言え、子ども達もクラブや少年団のサッカーなどで小さい頃のようにおじいちゃん、おばあちゃんの家に行く機会は少なくなりましたが義理の母は週に一度家に来て一緒にご飯を食べてくれます。実家の両親には私はできるだけ毎日電話をしています。なぜかというと、声で両親の元気さというか、様子を知る事ができるからです。私もだんだんと年を重ねてきまして、日々の生活の中で母の言っていた事・・・例えば自分自身の体調の事であるとか、私には兄が二人いるのですが私たち兄妹の事であるとか、色々な事に「ああ、母もこういう気持ちだったんだなぁ」と共感する事が増えてきました。今でも自分の事より、兄や私の事を気にかける母。子どもは何歳になっても子どものままなんだと実感します。と、同時に、何とも申し訳ない気持ちにもなってしまうのです。心配しかかけていないような気持ちになってしまいます。毎日元気に子どもと過ごし、仕事をして。それが母には一番安心のようですが。スタジオには私の両親の写真があります。シニア写真のモデルとしてそれぞれ一人ずつ撮らせてもらったものです。私はこの写真がとても好きです。普段着の父と母ですがスタジオにご来店下さったお客様が「素敵な写真。私も撮ろうかしら。」そう言って下さると、とても嬉しいです。

私はたまたま職業柄、こうして両親の写真を撮ることができる機会がありました。毎年の家族写真をはじめ、最近はご両親と、お子さんそれぞれのご家族が集まって大人数で写真を撮影されるお客様も増えてきました。こういう機会がないと撮りたいとは思っていても実際に実現できないから、とご両親の還暦や古希のお祝いにスタジオにご両親を誘って撮影に来てくださるお客様もいらっしゃって素敵だなぁと思います。ご両親様もとても嬉しそうにされているのがいつも心に残ります。還暦から始まり、古希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿・・・長寿のお祝いもこんなにあるんですね。昔ながらのお祝いの意味や言い伝えを知るとなるほどと納得。とても素敵なものだと知りました。

毎日家族をはじめ、両親にも本当に支えられて私の毎日はあります。両親が元気でいてくれる今の毎日を当たり前だと思ってはいけないことも頭ではわかっているつもりです。久しぶりに両親と写真を撮りたいなぁ。運動会で息子の姿を一生懸命見てくれている両親の後ろ姿を見てそう思いました。皆さんもぜひ、皆さんのお父さんお母さんと写真を撮って下さい。ご両親にとって子どもは何歳になっても大事な大事な子どもです。写真を撮ろうと言われたら、照れる気持ちはありながらも嬉しくないわけがありません。そんな温かな一枚はぜひながおかスタジオで。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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