京都 ながおかスタジオ お芋掘りと色々な経験と

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先日、幼稚園のお芋掘りの撮影に行かせていただきました。二日間に渡って同じ長岡京市内のお芋農園に。いいお天気でバスから降りてくる子ども達の手には軍手と可愛いスコップ。土の上にはきちんと線が引かれ、一人ずつ自分の場所の前にしゃがんだら・・・さあお芋掘りの始まりです。勢いよく土を掘り返す子、スコップで土をツンツンする子、スコップは片手に持ったまま手で掘る子、まだ動かずじっと、少し顔を出したお芋を見つめる子・・・子ども達の様子ってどうしてこんなに様々で可愛らしいのでしょうか。「どうやったらいいの?」と聞いてくる子もいます。「お芋さんが痛くないようにお芋のまわりにある土をどけてあげるんだよ〜」と私も答えながら子どもたちの様子を撮影していました。途中、土の中から虫さんが出てきたり、もう大騒ぎ、大はしゃぎです。子ども達の小さな手でお芋を掘り出す事はなかなか力も根気もいる事で、黙々と取り組む子もいれば手強いお芋を前に、「助けて〜お手伝いして〜」とお手伝いを求める子もいました。そうするうちにあちらこちらから「出てきた〜」「取れた〜」の声が聞こえてきました。額に汗をいっぱいかいてそれはそれは嬉しそうに、大きなお芋を手にもって、見せてくれる子ども達。「良かったねぇ」「大きいねぇ」「どうやって食べようか」・・・もちろん会話も弾みますみんなきっとお家の方に美味しく調理してもらって食べた事でしょう。

お芋掘りを終えて農園の方にお礼を言って帰る時、農園の方が子ども達に話された事・・・お芋はこうしてできているという事。こうして掘ってお店に並べられる事。お芋に限らず食べるものはみんな同じように、たくさんの人の手によって作られているという事。好き嫌いをしないで食べ物を大切にしようね・・・。はい。子ども達と同じように私の心にも響きました。

お芋掘りで経験した気持ちはいっぱい子ども達の心に残るでしょう。お家の方とスーパーに行ってお芋が売られているのを見たらきっとお芋掘りの事を思い出すでしょう。何でもたくさん経験するという事は本当に大切な事なのだと思いました。それは子どもの時期はもちろんですが大人になっても、何歳になっても必要なのだと感じました。大きな出来事でなくてもいいと思います。小さな経験もきっと大きな自分の何かにつながると思います。幼稚園の行事に同行させていただくといつも子ども達から色々な気持ちをもらいます。忘れていた気持ち、新しい発見。よし、もっともっと頑張るぞ、と思える気持ち。いつもありがとう。次は遠足で会いましょう。

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