完全に女性の目線からですが・・・我が子を見ていて思うこと。長女は同性という事も大きいですが何を思っているかわからないとか、行動がわからないという事はそんなにないように思います。小さな時から割とそうでしたし、中学二年生になり、大きくなるにつれてもっとわかりやすくなってきた気がします。一方、長男は・・・小さな時から面白いくらい行動も考えもわかりませんでした。まだベビーカーに乗っている時期でも進むのが遅くて気に入らないと自分で身体を前後にゆさゆさ揺さぶって前に進もうとしていました。歩き出すとさらにパワーアップし、気に入らないと転がりました。一歳半くらいだった彼と公園で遊んだ帰りにお買い物をして帰ろうとスーパーに寄りましたが、お買い物をしたいのは私の考え。彼はそんなつもりはなかったようで・・・お店に入ってすぐお買い物だと気付いたようで、いやだ〜と転がりました・・・転がる彼にうますぎるタイミングで自動ドアが開きました。あぁ、お買い物やめよう・・・気持ち良くあきらめがついて家に帰ったこともありました。言葉が出るようになれば少しずつ思っている事を伝えられるようにもなりますが、それでもまだまだ言葉より身体で気持ちを表していました。幼稚園や小学校に上がると今度はどんどん慎重になり、周りの空気を素晴らしく？読んで前には出ず、後ろから様子を見て、自分もいけると思ったら行動に移すようなところも見られるようになりました。そんな彼も小学校六年生。私より身長も高くなりましたが、まだまだ未熟な年齢に加えて思春期にも入り、大人びた面もあるかと思いきや行動はやはり予想がつかないというか、無駄な動きも多いというか不思議というか・・・楽しい毎日です。
我が子の話ばかりになってしまいましたが、スタジオに撮影に来てくれる子ども達。特に男の子にはいっぱいの笑いと、いっぱいの不思議をもらいます。今は七五三シーズン真っ只中ですから、たくさんの子ども達と会う事が出来て幸せな毎日ですが先日も、もう大笑いの撮影をさせていただいた事がありました。三歳の男の子。七五三が何なのかはまだわからないけれど、いつもと違う感じなのはわかります。いつもは着ない袴。お父さんお母さんにおじいちゃん、おばあちゃん。みんな一緒でなんだか楽しくなってきました。ちょっとドキドキもしてきました。カメラマンのおじさんは色々カッコよく見えるポーズを教えてくれるけど僕は止まりたくないぞ。動きたくなってきたぞ。よーし！自由にどんどん動いちゃうぞ！・・・そうして彼は動いて動いて実にいろいろな動きを私たちに見せてくれました。お顔だって見せないよ。扇子でおめめも隠しちゃいますよ。もうみんなで大笑いしました。彼を見てみんなが楽しくて幸せで・・・あぁこうやって思い出の時間って作られていくんだなぁと実感しました。本当に楽しい撮影でした。
我が子をはじめとして、女性から見れば、行動がなかなか読めない男子。大胆な動きをするかと思いきや新しい事にたいしてちょっと後ずさりしたくなるような慎重さも持っていたり。でもでもとっても心が優しかったり。ああなんて可愛いのでしょうか。愛すべき自由な男子、です。と、勝手なことを言っていますが男性からしてみればきっと女子は謎だらけ・・・なのかもしれませんね。