京都 ながおかスタジオ 幼稚園の生活発表会

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この時期になると幼稚園では生活発表会が始まります。そしてこの時期いつも思うのが子ども達の体調ですね。この日のために毎日練習をしてきたでしょうからどうかインフルエンザよ、流行らないで。みんな元気に来ることができますように。いつもそう願っています。さて、撮影に行かせていただいている中の一つの幼稚園の、3日間続く生活発表会。お遊戯会場はお家の方でいっぱい。私もカメラの準備をして楽しみに始まりを待ちました。こちらの幼稚園は日常生活と、子どもの自主性を大切にされているのがよく伝わる、手作り感いっぱいのあたたかい生活発表会です。セリフひとつをとっても子ども達が自分たちで一生懸命考えたんだろうなというのがよくよく伝わります。年少からのお付き合いの年長さんはその成長が、見た目からもよくよくわかるので、舞台に出てきただけで「おおきくなったなぁ〜」と私まで勝手に感慨深くなってしまったりします。

年少さんだって劇ごっこの中でお洋服をたたむとか、折り紙を折るとか粘土をこねるとか、毎日の生活の中の成長をいっぱい披露していました。お家では甘えもあってできないことも、幼稚園ではほら、ちゃんと頑張っていますよ。だからと言って「幼稚園ではできるのになんで家ではできないの」って言う必要は私はないかなと思います。社会性を身につけているってこういうことなのかもしれません。

年中さんも縄跳びを跳んだり、使った後の縄跳びを結んだり、高い脚立に上って下りたり・・・合奏だってずいぶんと様になっていました。この時期の一年って吸収する力がすごいなぁ。

年長さんは劇の流れもセリフも担任の先生と自分たちがきちんと話し合って練習を進めてきたのがとっても伝わりました。あるクラスでは小刀を使って木を削っている姿に感心しました。そういえば私の小さな頃は「ひごのかみ」という小刀で鉛筆を削る練習というのがありました。芋版画を作るのに彫刻刀で親指をまるく切ってしまったこともあります。そんな経験から学ぶことはたくさんあるのに我が子にはあまりさせていなかったなぁ。進んで危険と向かい合わせる難しさを感じてしまい、守りに入ってしまったのかもしれません。

この、小さな子ども達の生活発表会は私にいつも学びをくれます。頑張ろうという気力をくれます。そして・・・可愛くて可愛くてただただ癒しをくれます。感謝です。素晴らしい時間をありがとう。

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