京都 ながおかスタジオ 幼稚園のお遊戯会

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今回撮影に行かせていただいたのは幼き日の娘と息子がお世話になった幼稚園です。優しい先生方とお友だちの中で三年間毎日楽しく通わせていただきました。こちらの幼稚園でも三日間にわたってお遊戯会が開かれます。私はこの幼稚園の園庭にある大きな大きな木がとても大好きです。残念ながらその名前は知らないのですが、本当に大きな木で空に向かってのびのびと枝葉を広げています。春には青々とした葉が茂り、夏にはその大きな葉が子どもたちを暑い暑い日差しから守ってくれます。秋には綺麗に紅葉してハラハラと子どもたちの遊ぶ足元におりてきてくれると子どもたちは喜んでその葉を拾い、おままごとに使ったりして遊びます。綺麗な色の大きなしっかりした葉、娘も息子もお土産に持って帰ってきてくれました。初めて家に持って帰ってきてくれた日、あまりにも嬉しくて私はその葉っぱを写真に納めてのちにアルバムに入れました。冬にはすっかり葉が落ちて大きく伸びた枝から冬の貴重な陽が子どもたちに暖かく降り注いでくれます。そんな園庭で小さな妹、弟ちゃんたちがお遊戯会が始まる前にお家の方と嬉しそうに遊んでいました。

一年の間、様々な行事を通して子どもたちと一緒に過ごさせていただいていますので子どもたちを愛おしく思う気持ちもいっぱい。年少さん、年中さん、年長さん・・・同じ時間を共有させてもらう時間が増えるほど、我が子のように、いやもうおばあちゃんの気持ち?ただただ可愛くて仕方ないです。大きくなったなぁ。お顔がおにいさんおねえさんになってきたなぁ。そんな思いで控え室に入りました。それぞれの出番を控え、素敵な衣装に身を包んだ子どもたち。元気に「おはよう〜」と挨拶をしてくれました。お遊戯会場はもちろんですが控え室での子どもたちのリラックスした姿、もうすぐ出番が近づいてきてちょっと緊張している姿、ワクワクしている姿・・・できる限りお家の方に見ていただきたいなと思い写真を撮らせていただいています。あらあら?なんだかうかない顔をしている男の子。しんどいのかな?いいえだんだん緊張して心配になってきちゃったようです。それも心がどんどん成長している証拠ですね。男の子の様子に気がつかれた先生はみんなを集めてこう話されました。「何かお話したいことがあるお友だちいますか〜?」すると何人かが手をあげました。「なんだかどきどきするの」「ちょっと心配なの」周りのお友だちがそう話すのを男の子は少しびっくりした顔で見ていました。だって、お友だちだって僕と同じこと思っているんだもの。先生は「ちょっと心配だったり、どきどきするのよくわかるよ。先生だってちょっとどきどきするもん。でも、お休みのお友だちがいなくてみんなで一緒に観てもらえるの、嬉しいね」子どもたちの表情はあっという間に安心に変わりました。そう、控え室には色んな成長があります。

渡り廊下を通ってお遊戯会場に向かうみんなのお顔はとってもとっても素敵でした。本番が終わってお遊戯会場から出てきたみんなのお顔は・・・もっともっと素敵でした。子どもたちってすごいな。お友だちっていいな。またまたいっぱいのパワーをもらった三日間でした。素敵な時間をありがとうございました。

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