京都 ながおかスタジオ 笑顔をのこす

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先日のお宮参りの撮影の際のお話です。おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にご来店下さいまして赤ちゃんの誕生の喜びと、これからの健やかな成長を願って撮影をさせていただきました。おじいちゃんおばあちゃん、赤ちゃん、パパ、ママ三世代みんなでの写真、若いご家族だけでの写真、赤ちゃんお一人での写真・・・幸せに撮影の時間を過ごさせていただいていた時におばあちゃんが「やっぱりせっかくだから今日撮ってもらおう!」とおっしゃいまして、最初は???だったのですがお伺いしてみるとおじいちゃん、おばあちゃんそれぞれの写真を撮って残しておきたいとの事でした。いわゆる「遺影」として。

おじいちゃんは最初は自分の写真を自分で用意するという事に少し抵抗を感じておられたそうです。もちろんそれは当然の感情であると私は思います。私も数年前までは終活といいますか、「自分の写真を用意しておきませんか」と皆さんに何だかすっと言えずにいました。なぜかはわかりません。小さなスナップ写真から無理に大きく引き伸ばした写真を飾るより、ご自身の好きなお洋服を着て、ご自身の納得のいく表情を飾っていただく方がずっと素敵なのはわかりきっていました。でも胸を張ってそれを伝えられずにいました。でもおばあちゃんはとても明るく「今日はこんなにおめかししてるんやで!今日の嬉しいかをを残したいわぁ」とおっしゃいました。確かにそうです。今日はお孫さんのお宮参りの記念。こんなに嬉しい日はないでしょう。そしてそんな嬉しい日ですから皆さん笑顔が絶えません。そんな日に撮る表情が素敵でないわけがありません。その言葉におじいちゃんも「確かにそうやなぁ」と気分が乗ってこられたようです。ちょうど赤ちゃんがオムツ替えタイムになりましたのでおじいちゃん、おばあちゃんそれぞれ撮影させていただきました。少し緊張ぎみのおじいちゃんもカメラマンの声かけとおばあちゃんの明るさでとても素敵な表情に。もちろんおばあちゃんも最高の表情でした。

後日・・・お宮参りの写真を選びにまた皆さんでご来店くださいました。可愛い可愛い赤ちゃんの写真。どれにしようかと皆さん賑やかに選んでくださった後におじいちゃんとおばあちゃんの写真も見ていただきました。とても喜んで下さって、数枚あるそれぞれの写真の中からおじいちゃんは少し照れたように微笑まれた優しい表情。おばあちゃんは顔をくしゃくしゃにして思いっきり笑顔の表情を選ばれました。どちらも素敵。娘さん曰く、「二人らしい顔やわ」と。私たちにとってはその言葉はとても嬉しいです。その人らしさ、というものは一番大切にしたいところでもあります。今回撮らせていただいたお二人の写真にお二人らしさが表れているならそれはご自身はもちろん、ご家族にとっても嬉しいことだなと思います。

今回の写真も言葉にするならいわゆる「遺影写真」の準備です。でもそれって後ろ向きでない、むしろ、前向きなことなのかもしれません。好きなお洋服、ご自分らしい表情を家族に残してあげるって、素敵なことだなと思いました。笑顔の写真はいつもご家族を見守っていてくれているような温かい気持ちになるでしょう。どうかお体に気をつけて、いつまでもお元気で。改めて自分の中で遺影写真に対する気持ちを確認させていただいた気がしました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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