京都 ながおかスタジオ 幼稚園のお泊まり保育

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先日、いつも撮影に行かせていただいている幼稚園のお泊まり保育の撮影に行かせていただきました。幼稚園を離れて向かうは丹波。いつものように早めに向かって子どもたちの到着を待ちました。みんなどんな気持ちでお家を出たのかな。いっぱいの楽しみと少しの不安と。俺はお家の方もきっと同じでしょう。バスが到着しておりてきたみんなの顔はワクワクしていたのでまずは一安心。可愛い笑顔で手を振ってくれました。荷物を置いてお茶を飲んで大きな遊具で遊ぶチームと竹とんぼを作るチームに分かれます。暑いけれど幸い日差しはあまりなく、遊具を前に子どもたちの気分も上がります。一斉に思い思いの場所で遊び始めました。おでこにいっぱい汗をかいてそれはそれは楽しそう。私も子どもたちのパワーをもらって動き回りました。だいぶ頑張りました。一方、室内の竹とんぼ作りは竹とんぼに思い思いの絵を描きました。くるくる回ることを想像していろんな色を虹のように塗っている子もいました。お家に持って帰るお土産。見せるのが楽しみだねとお話ししました。

遊びを楽しんでいい汗をいっぱいかいた後のお風呂はきっと最高に気持ちよかったでしょう。すっきりさっぱりしたお顔でみんな夜ご飯を頂く食堂にやってきました。施設にはクラブの合宿に高校生も来ていました。高校生のお兄ちゃんたちもみんなの姿に思わず「ちっちゃ〜」「かわいい」と。そうすっと言える高校生も私から見たらとても優しくてかわいい。子どもたち、お兄ちゃんにもちゃ〜んと挨拶していましたよ。そして夜ご飯。食堂に入ると、作ってくださった食堂の方々に自分たちから大きな声で「こんばんは」「よろしくおねがいします」「ごはんありがとう」自分の気持ちを伝えられるみんなはとっても素敵でした。こうして社会性って身についていくのだなと感じました。夜ご飯のメニューはもちろん子どもたちそれぞれに好きな物、ちょっと苦手なものもあります。ちょっと苦手なものを前に固まる子、「ねえねえ、これ食べられないの」と言う子。様々です。「おばちゃんもね、小さい時にこれあんまり食べられなかったんだけどね、今は大好きになったよ。大丈夫。心配ないよ。一生懸命作ってくれたから、小さな一口だけ食べて見る?」などなど声をかけて食事が楽しく進むように見守りました。子どもたちが食べる姿って本当にかわいい。遊び疲れて今にもおめめが閉じそうな子もいましたよ。

感謝しながら食事を終えて本来は外でのキャンプフャイアーだったのですがお外は雨が降り出してしまい、室内でのクイズやダンスに予定が変わりました。子どもたち残念がるかと思いきや目はキラキラ。雨でお外に出られないのは残念だけど、お外と同じくらいお部屋でも楽しもう。何をするにも前向きで興味いっぱいの子どもたち。ダンスがかわいくて、一生懸命な姿に感動しました。もう何をしていてもどんな仕草もたまりません。もちろん、楽しいばかりではありません。夜が近づくにつれて不安が増す子もいます。お家の人に会いたくなる子もいます。まだまだ小さなみんなですから当たり前の感情です。でもね、大丈夫。お家の人はいないけれど、お友達がいる。先生がいる。それってとっても心強くて素敵なこと。大丈夫だよって声をかけてくれる人がみんなのまわりにはたくさんいてくれます。お家の人だって、今頃どうしてるかな、ご飯食べられたかな・・・いっぱいいっぱい考えておられたと思います。

たくさんの経験が子どもたちを大きく大きく成長へと導いてくれました。私たちは夜寝る前に丹波を後にしましたが、お泊まり保育を終えてお家の人に会ったみんなのお顔は、お泊まり保育に行く時よりもきっとたくましく、自信に満ちたお顔に変わっていたことと思います。

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