京都の写真館 ながおかスタジオ 七五三の撮影ぞくぞく

ながおかスタジオのHP 

五月も終わりを告げました。六月、梅雨、じめじめした季節・・・もちろん雨は大切ですが最近の雨の降りかたは怖いものがありますね。土砂災害などがありませんようにと願うばかりです。さて、ながおかスタジオでは早くも七五三の撮影に元気な子ども達にご来店いただいています。撮影のお話の前に少し着物のお話を。ご存知のお客様も多くいてくださっていますがながおかスタジオの着物は昔ながらの古典柄のものをご用意しております。七五三の着物の柄には込められた思いがたくさんあるのをご存知ですか?私も昔は知りませんでした。というより考えたことはありませんでした。男の子なら鷹や兜、松、束ね熨斗など、女の子なら御所車や牡丹や鞠、束ね熨斗がよく七五三の着物に描かれていますが一つ一つに意味や願いがあることを知り、ますます古典柄の着物を子ども達に着て欲しいし、着せてあげたいなと思いました。

鷹・・・鷹の遥か遠くを見渡すことができる力強い目や鋭い爪のように先を見通す力や、幸せをしっかり掴んで離さないで欲しいという願いがあるそうです。

兜・・・大切な頭を守るものであるという意味から邪気や災難から守り丈夫な成長を願う意味があるそうです。

束ね熨斗・・・たくさんの熨斗を束ねた柄は周囲の人からたくさんの祝福を受け、人と人の繋がりを大切にして欲しいという願いがあるそうです。

鞠・・・丸い鞠には、何事も丸く収まりますように、丸々と健やかに成長しますようにとの願いや昔、鞠は子どもの遊び道具だったことから子どものお守りがわりとの意味もあるようです。

御所車・・・牡丹や菊や桜など四季折々の花で飾られた御所車には人々の祝福の気持ちと、その見た目から女の子の気品があり美しい成長を願うとも言われているそうです。

他にもいろいろな柄が描かれていますが意味を知るとまた楽しいし、昔の人々が三歳、五歳、七歳とその成長を喜び、子ども達の幸せや健康をどれほど願っていたかがよくわかりますね。七五三の撮影でお着替えをしていると子ども達にも「なんで鳥がかいてあるの?」と聞かれることもあります。その時も子ども達ができるだけわかりやすいように答えています。今はモダン柄や洋花をあしらったお洋服に近いような可愛い可愛い着物もたくさん出ていますが古典柄に込められた素敵な気持ち、少しでも知っていただけたら嬉しいです。

ながおかスタジオでは元気な子ども達、照れ屋の子ども達、イヤイヤ期の子ども達・・・みんな違ってみんな可愛い!そんな姿を周りのお客様を気にしていただくことなく、子供達のペースを大切に落ち着いた環境で撮影させていただいております。そう、写真を撮る時間も思い出に。七五三の撮影はまだまだこれからです。皆さんもいつ、いくつになっても写真を見ればその時のことが蘇るような幸せのカタチをながおかスタジオで残しましょう。皆様のご予約をお待ちしております。

 

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