京都の写真館 ながおかスタジオ お宮参りと七五三  

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暑い毎日、蝉の鳴き声も賑やかに早くも七月が終わろうとしています。天災は実に様々なことを引き起こし、目の当たりにしてもまずうろたえてしまう自分自身がいましたが、こうしてスタジオで皆様をお迎えすることができる日常には本当に感謝だと思います。お宮参りの赤ちゃんは今日もすやすやよく眠っていました。ぎゅっと力強く握った手にこれからいっぱいの幸せをつかんでいくことを願うばかりです。お腹がすいたら泣いてオムツがぬれたらまた泣いて。気持ち良くなったらまたすやすやと眠る・・・これが赤ちゃんの自然な姿だなぁといつも思います。と言いながら、赤ちゃんのひとりでの撮影ではできればお目々が開いている方が嬉しいのでお目々が開くようにオムツを替えてみたり、明るいところに連れて行ってみたりおもちゃの音を鳴らしたり。「早く寝てほしいな〜」と思うことはあってもわざわざ起こすことはなかなかないですからきっと赤ちゃんにしたら迷惑な話だろうな・・・と思いつつ小さな可愛い足の裏を少しこちょこちょしてみたり。そんなこんなを繰り返すうちにお目覚めの赤ちゃんもいればすやすや気持ち良く眠り続ける赤ちゃんも。大人だったらあれこれちょこちょこ構われたら絶対起きてしまうだろうに、赤ちゃんにはそんなこと関係ないのかと赤ちゃんのパワーに脱帽です。そもそも自然には逆らえないというか無理に事を進めてもやはりなかなかうまくはいかないんじゃないかと思います。

たとえば七五三の撮影で緊張した表情を見せる子ももちろんいます。でもそれってごく自然な反応だと思います。色々な機材も気になるし着物だって着慣れたいつものお洋服ではありません。「いつもみたいに笑って」と言われてもすぐには難しいかもしれません。お家の方から見たらハラハラするような光景かもしれません・・・でもそれは子ども達の自然な姿。そしてその子ども達の自然な反応にはやはり逆らえないのか???いいえ。人と人にはコミュニケーションをとるという素敵なツールがありますから私たちは少しずつ子ども達の心をほぐすべく声をかけます。作ったような全て同じの笑顔より、緊張した顔、おすましした顔・・・その中に自分から笑ってくれた笑顔が見られたら最高だなと思います。そんな瞬間を楽しみに、日々子ども達との撮影があります。

夏が終わると本格的な七五三のシーズンがやってきます。一度に幾つかの予定をこなすのは難しい事もある子ども達です。夏の間に撮影をして秋にゆっくりお参りに行かれるのもいいですね。

 

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