京都の写真館 ながおかスタジオ 家族写真は嬉しい  

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写真館で写真を撮影するのは子どもが小さいときだけ?いえいえ大人になればなるほどまた味わい深く素敵な写真が撮影できます。先日ご来店いただきましたご家族はお父さんの定年退職のお祝いとご次男の就職の記念に、とのことでした。家族四人で写真を撮っていただくのは高校の入学写真以来ですから少し久しぶりです。お二人の息子さんはすっかり大人になられ、身長もお父さんを超えていました。その姿を見上げながら嬉しそうなご両親のお顔があまりに優しくて嬉しそうで私も嬉しくなるのです。人の笑顔は幸せをいっぱい呼ぶんだなと思います。

皆さんが最後に家族写真を撮ったのはいつですか?いつだったかな・・・とすぐに浮かばないかたもいらっしゃるでしょう。お子さんが小さい頃はみんなそろってお出かけをしたり(もちろんお仕事の都合やいろいろな都合で全てが当てはまることはありませんが)お出かけした先で写真を撮ることも多かったのではないでしょうか。でも子どもたちが成長するにつれて、中学生にもなれば家族との時間は急激に減る気がします。クラブ、お友だちとの時間、塾・・・毎日自分自身の時間をこなすことで子ども達も精一杯な気がします。おまけに思春期や反抗期。なかなか積極的な関わりがスムーズにいかないこともあるでしょう。また高校生、大学生・・・さらに家族との時間は減っていくでしょう。子どもが成長する上でそれはきっと当たり前のことで、自立への喜ばしいステップなのでしょう。でも、いつも一緒が当たり前だった毎日を思うとやっぱりどこか寂しい。だからこそ家族写真を残したいと思うのです。

生まれてきてくれたことに感謝を込めたお宮参り、抱っこ抱っこの可愛い盛り、歩き出してますます目が離せなくなった頃、幼稚園や保育園に入る頃、ピカピカの一年生、まだまだ小さいと思っていたのに背の高さが自分に近づいてきた中学生、言葉数が減る子もいるでしょうが言葉は少なくとも毎日の空っぽのお弁当箱は必ず心を繋ぐ気がします。そうしていつの間にか身長が親を超えたり、雰囲気がぐっと大人に近づく高校生・・・その時のそれぞれの年齢で写真や家族の雰囲気もいろいろ。いいときばかりではないでしょう。そんな家族の激動をカタチに残さないなんてあまりにもったいない。だって過ぎた時間は戻らないから。そう、どんなに願っても過ぎた時間は戻りませんが写真はずっと残ります。すっかり大きくなられた息子さん達との写真をあんなに嬉しそうなお顔で見ていらっしゃるお母さんの顔を見たら、「家族写真、年に一度は必ず撮りましょう!!!」って言いたくなります。

ちょっと思春期を迎えたお子さんも、スタジオに入ってこられた際はそんなに乗り気じゃなさげでも時間が過ぎていく中で不思議と表情が和らいでとてもいい顔を見せてくれます。また、ご家族の中に私たち他人が入らせていただくことでまた新たな空気感が生まれ、それがまた素敵な、自然な表情になったりもします。そして、スタジオで撮っていただいた家族写真はぜひぜひお部屋に飾ってください。飾られた家族写真は大人だけでなくどの年齢のお子さんも必ずや目にしてくれるでしょう。そこにはお家のかたがお子さんを思う気持ちが満ちていると思います。言葉だけでなく写真というカタチでも愛を伝えましょう。お部屋に増えていく幸せ。家族写真って嬉しい!

 

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