京都の写真館 ながおかスタジオ イライラの先にあるもの  

ながおかスタジオのHP 

節分を過ぎました。福豆の好きなウチの子ども達はポリポリと。「よく噛まないと消化に悪いよ」と言いつつ私は年々増えてくる歳の数の豆を食べるのに一苦労・・・でも福豆、おいしいなぁ〜と思います。年に一度の節分の時しか食べないけれど節分後も子ども達にはちょっとした福豆ブームが続くので今年も多めに買っておきました。二人が小さい頃は「撒いた豆は拾ってたべたらあかんよ」なんて言いながら後の掃除は考えず家の中も勢いよく撒いたものですが、最近は各部屋の隅にちょこんと置いていくような消極的な方法をとってしまっています・・・が、おとなりの自治会では鬼の格好(なまはげに近いかなりの風貌です・・・)をした大人達と一緒に小さな子ども達が「鬼は〜外、福は〜内」と元気良く近所を歩きながら豆まきをしていて、いいもんだな〜と思ってベランダから眺めていました。

そんな先日、痛みに強いはずの私が家事もままならないほど体調不良になったことがありました。やることはまだたくさんあるのに動けない自分と痛さでイライラ。イライラの矛先を子どもに持っていくわけにはいかないものの・・・子ども達には、常に人の気持ちに気づくことのできる人になって欲しいと思っていますが自発的に動くことができるって理想ですがなかなか難しいこともあるでしょうし、しんどいから手伝って欲しい気持ちを察して欲しい、というのは自分の考えであってそこは明確に「これとこれをして欲しい」と言うべきなのかもしれません。それでもやっぱり視野を広く、そばにいる人のちょっとした変化に気がついて手を差し伸べてあげられるような優しい心は持っていて欲しいなと願ってしまいます。息子も娘もお願いしたことは全てしてくれました。強い風でベランダから落としてしまったバスタオルも息子が取りに降りてくれました。「他にはないか?」とも聞いてくれました。が、そこにはイライラした私に気を遣う表情と心配してくれている表情と・・・二人の表情が何とも申し訳なかったです。イライラの先にあったもの・・・それは自己嫌悪のみでした。

寝る前にもまだ痛みが治まらない私に娘が貸してくれたのは赤いハート型のクッション。彼女からの愛でした。私もまだまだまだまだ未熟者であり、私の毎日は彼女達に支えられているのだと深く知った夜でした。二人がいるから頑張れる毎日、そして健康第一がやはり理想ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です