駆け抜けていった一月。立春もとうに過ぎました。春一番も吹いたとかそろそろ花粉が飛ぶとか・・・きっとあっという間に卒園、卒業がやってくるのでしょう。春休みは短いうえに新しい生活の準備にバタバタと・・・十三参りを迎える歳のお子さんには慌ただしい春であったとしても、ぜひとも十三参りのお参りに行っていただきたいなぁと思います。京都では法輪寺にお参りするのが有名ですね。私は娘の十三参りは連れて行くことができなくて私の両親にお願いしたのですが息子の十三参りは息子と息子のお友達も連れて法輪寺に行くことができました。私も昔々、自身の十三詣りで法輪寺に行ったのですがあまり記憶になく写真で思い返したりしていました。法輪寺では十三参りを迎える子ども達が自分の思う一文字を筆で書き、ご祈祷をしてもらい、知恵を授けていただきます。その授けていただいた知恵を置き忘れないよう、渡月橋を後ろを振り返らずに歩いて渡りきるという習わしがあります。「これからの子ども達、後ろを振り返ることなく前を見て歩め」というと素晴らしいですが、実際はふざけて振り返ろうとする男子達に「あかん！」「前見て！」と後ろから必死の連呼でした 笑。でも素敵な習わしだなぁと思いとてもいい思い出になったのを今でも思い出します。娘の十三参りも一緒に行きたかったですが私の十三参り同様に写真で振り返ることができています。
「十三参りどうしようかなぁ」という声もよく聞きますが迷わずにぜひ！ちょっと思春期に差し掛かった子ども達とのお出かけもまたいいものですし、それぞれ子ども達が書く一文字も、いろいろな思いがあることを知るいい機会でした。
ながおかスタジオでも十三参りの撮影によくお越しいただいています。七五三以降、写真を撮る機会がなかなかないとお考えのお客様、ご成人まで写真を残さないのはもったいないです。七五三からグンと成長されて大人へとゆっくり近づいていかれるこの十三参りの時期の姿はきっと撮って良かったと思っていただくことのできる一枚になると思います。過去、現在、未来と続いていく思い出は写真を残すことによってずっと続いていきます。そう思うとやっぱり写真って素敵ですね。
十三参りの着物もスタジオでご用意しております。卒業から入学へのいい節目の記念にもなると思います。