雲ひとつない青空の二日間、幼稚園の遠足の撮影に行かせていただきました。いつもニコニコ笑顔で元気いっぱいの子ども達。それぞれリュックを背負ってバスから降りてきて「おはようございます！」と気持ち良く挨拶をしてくれました。広場に着いてリュックを降ろすと早速みんなで遊びます。青々とした芝生の上を走り回る子ども達の姿はもう・・・天使かと思うくらい。眩しすぎます。「可愛い」の他に言葉を探すのが大変なほどです。私も頑張って動かないと子ども達の動きに置いていかれてしまうのでちょっと頑張りました。年少さん、年中さん、年長さんでみんな一緒に行く遠足。年中さんは年少さんとペアになり、まだ入園して程ない小さな年少さんをいたわります。年中さんは年中さん同士でペアになり一人遊びとはまた違う、お友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じます。
たくさん遊んだ後はお楽しみのお弁当です。何といってもまだ小さな子ども達ですからリュックからお弁当を出す事もすんなりといかない事はもちろんあります。まわりの様子に焦って涙がじんわり溢れる子も中にはいます。まわりが見える・・・それも立派な心の成長だなと思います。そしてそんなお友達の事を見逃さずお手伝いをしてくれる年長さんやお友達。これも素敵な心の成長ですね。お家の方の思いがいっぱい入ったお弁当をそれはそれは美味しそうに食べていましたよ。
遠足の撮影に行かせていただいていつもいいなぁと感じるのは遠足に行って楽しいな、だけではなくたくさんの事を学んで感じて吸収している子ども達の姿です。私も小さな時はこんなに一生懸命だったのかな。今も一生懸命に毎日を過ごしているつもりだけれどどこかで挑戦する前から諦めている事もいっぱいあります。もちろん、全て何でもできるなんて事はなくて潔く諦めるべき事が必要な事もあるのでしょうが。レンズ越しに見える子ども達の様々な場面に胸がいっぱいになるのです。ああ、この場面お家の方に見てもらいたい、知ってもらいたい。そう思いながらできるだけたくさん写真を撮るようにしています。
私の楽しみである幼稚園の遠足。子ども達は帰る時に「来てくれてありがとう」と言ってくれますが私が「一緒に行かせてくれてありがとう」心からそう思います。