早いものでもう七月に入りましたね。ここ最近は七五三の前撮りの撮影をさせていただく事が多く、可愛い元気な子ども達に癒されっぱなしの毎日です。七五三の前撮りの撮影の日より前に、七五三の衣装を選びに来ていただく事も多いのですが、あらかじめお家でながおかスタジオのホームページの、七五三のレンタル衣装のページを見てくださっている事も多いようで、「お家で着物見てきたよ〜」と、子ども達。スタジオで実際に七五三の着物を並べると、特に女の子は目を輝かせてくれます。せっかくお時間を作ってスタジオに来ていただいたのですから、もちろん実際に着物に袖を通して選んでいただきます。目にするのと袖を通してみるではまた違いますので、袖を通しながらゆっくり選んでいただきたいなと思います。
さて、七五三の前撮り撮影当日。女の子は先に髪の毛のセットをしますので、可能であれば前開き、または後ろ開きのお洋服で来ていただけたらありがたいです。（スタジオにもご用意していますのでわざわざご用意いただく必要はありません。）髪型は長さがあるならその年齢の可愛らしさを残した、シンプルな日本髪風に結うのがやはり可愛らしいなと思います。ボブの長さなら大きな花を一つつけるだけでもおしゃれになりますね。長さがなくても付け毛をつけてアップに見えるようにアレンジする事も可能ですのでご相談くださいね。七五三の着物に合わせて髪飾りも和風、洋風揃えております。子ども達と「どれにしようか」と相談しながら選ぶのも楽しい時間です。
髪のセットが出来たら七五三の着物を着ます。最近はマジックテープで着脱が簡単な七五三の着物もあるようですね。子どもも楽かもしれませんし時間の短縮にもなるかもしれません。が、ながおかスタジオでは昔からの着付け方で七五三の着物の着付けをさせていただきます。「いつも着ているお洋服みたいにボタンやチャックがないから、ずれないように紐で結ぶから、いつものお洋服より少しきつく思うかもしれないけど、大丈夫かな？」「首のところは引っ張ってしまうと着物は格好良く見えないから引っ張らないように我慢できるかな？」・・・こういう会話一つにもきっと意味があると思います。何でも簡易にする事が良い訳ではないと考えています。
男の子の着付け中の会話もとっても可愛いんです。腰紐は桃色が多いのですが、「ピンクは女の子みたいやん〜」「袴の帯でかくれるよ。でも男の子のピンクもおばちゃんは素敵だと思うよ』『わ、これスカートやん』（袴です）楽しくおしゃべりしながら出来るだけ手早く着付けます。
そうして準備が整って着替えの部屋を出て、お家の方に七五三の晴れ姿を披露する時の子ども達の、嬉しいような照れるような表情・・・最高です。可愛くてたまりませんね。そしていよいよ七五三の撮影が始まります。
スタジオにご来店いただいてからお帰り頂くまでの時間すべてが思い出になるような、小さなお店だからこそのアットホームな雰囲気と細やかな配慮でお客様をお迎えしたいと思っております。京都で七五三の撮影をお考えでしたらぜひ、ながおかスタジオにお越しくださいね。