京都 ながおかスタジオ お宮参り 命がつながる

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今日はとてもとても嬉しいお客様のご来店でした。お宮参りの撮影でご来店いただいたのですが、赤ちゃんのママは、彼女がまだ小学生の頃からのお客様。七五三の行事などはもちろん特に家族写真・・・小学校、中学校、高校と、彼女とご家族皆さんの姿を毎年毎年撮影させていただいていました。数年前、そんな彼女の成人の振袖姿を撮影させていただいた時にはそのご成長に私たちもただただ感激でした。そして彼女はお母さんになり、赤ちゃんのお宮参りの撮影に来てくれたのでした。何て嬉しいことでしょう。可愛い可愛い赤ちゃんを抱っこさせてもらって、もう嬉しいやら感動やら・・・時の流れと命のつながりをそのあったかい身体に感じました。この仕事をしていて思うのは、人は、特に子ども達はどんどん成長していくということ。当たり前のようですが当たり前ではない、感謝すべきことなのですね。最初はお宮参りから。そしてご縁があって入園、三歳の七五三、五歳、七歳の七五三、卒園、入学・・・と、そのご成長を写真という形に残してくださるお手伝いをさせて頂くことができるというのはなかなかあることではないと思うのです。赤ちゃんだった彼や彼女がよちよちと歩き出して、七五三の着物や羽織袴を着る年齢になって。そして小学生から少しずつ大人に近づいていく中学生時代。思春期ですからもしかしたら写真を撮ることや、私たちと会話を交わすことに恥ずかしさを感じるお年頃かもしれません。それでも小さな頃から来てくれて顔を会わせているのでスタジオに入ってしばらくするとふっと表情が和らぐのを感じることができてまた嬉しく思うのです。

彼女のお母さん。つまり赤ちゃんのおばあちゃんが今年もアルバムを預けてくださいました。今まで毎年撮影させていただいた写真をひとつのアルバムにまとめた仕上げにしているのですが、ページをめくると、撮らないと残せないのが写真だということを本当に実感します。ページをめくると一瞬であの日の光景が浮かびます。不思議なものですね。お母さんに「撮り続けて本当に良かった」とおっしゃっていただいたその言葉は何よりの励みになります。そして、アルバムはもう一冊増えました。結婚されてお母さんになった彼女がまた今日から新しい歩みをこのアルバムに残していかれます。彼女とご家族にとっての大切な一枚がこれから増えていくことを私たちも楽しみにしています。そして、彼女もまた「撮り続けて良かった」と思ってくれるような一枚を心を込めて撮影していきたいなと思います。

 

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