京都の写真館 ながおかスタジオ お宮参りとニューボーンフォト

ながおかスタジオのHP 

ニューボーンフォトは欧米ではすでに一般化されてきていますが、生後二週間くらいの新生児の姿を写真に残すことを指しています。しかし日本では出産後の赤ちゃんとの外出は生後約一ヶ月以降を推進されている産婦人科がほとんどで、「床上げ」という言葉もあるように、お母さんの体調もそのころから落ち着いてくると言われていますね。私もそれには大いに賛成で、赤ちゃんにもお母さんにも無理のない時期に写真を残してあげるのもいいのではないかと思ったりもします。赤ちゃんにとって無理な体勢やポーズで撮る写真は良い写真とは思えません。赤ちゃんのそのままの可愛らしさ、それだけでもう、とても素敵な写真になります。そして生後一ヶ月あたりのこの時期に写真を残すことは出産の喜びや感謝の気持ちをそのまま表すことができ、どんどん大きくなっていく我が子にもお父さん、お母さん自身にも何よりの記念になります。

ながおかスタジオのお宮参りの写真は昔ながらの伝統に基づいたものと自然光の中で撮るもの、少しカジュアルなもの・・・いろいろあります。写真館の伝統的なポーズには普遍的な美しさがあると思います。数ある写真館の中にはカジュアルさばかりを重視したものもありますがそれが、それがきちんとしたものを撮ることができない方便であっては、どうなのかなぁと思っています。伝統的な美しさや、その人らしさをいっぱい出した飾らない自然な姿・・・その振り幅が大きいほど高い技術を持っている証なのではないかと思ったりしています。いわゆるニューボーンフォトのように生後二週間ほどの新生児の撮影でなくても、お宮参りの際に自然光の中でお着物から衣装を変えて撮影をされてもそれはそれは可愛くて思い出がまた一枚増えると思います。最初にも記しましたが、大切なのは赤ちゃんもお母さんも無理をしないこと。誰の、誰のための写真なのか、も考慮していきたいですね。

お宮参りのころに撮った写真は慣れない育児の毎日にふと不安を感じたり疲れてしまった時も、だんだん大きくなってからも、いつどの時期に振り返って見てみても自然と笑みがこぼれます。正解のない私の毎日もこれでいいのだと思える気がします。それは、私自身のためだけでなく子どもにとっても大切な写真となり、子ども自身も「ちっちゃい時かわいいなぁ」なんて言いながら時々眺めています。自分の小さい時や兄弟の小さい時を素直にかわいいと思える。素敵じゃないですか。思い出を写真で繋ぐってこういうことなのかなと思ったりします。毎日毎日ぐんぐん成長していく新生児期。気づけば寝返り、はいはい、つかまり立ち・・・その愛らしい姿をその時期にしっかり残してあげたいですね。

お電話でもお気軽にお問い合わせくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です