京都の写真館 ながおかスタジオ 桜が咲いて 

ながおかスタジオのHP  

暖かい日が続きます。お天気なのはとても嬉しいけれどあまり急に気温が上がると着るものに困るし・・・雨が続くと嫌になり、雨が降らないと水が足りないと言い・・・人間は勝手な生き物なのだなと思ったりします。でも毎日のぽかぽかお天気のおかげで桜が一気に咲きましたね。ながおかスタジオのすぐ近くには桜の木がたくさん並んでいてそれはそれは見事な眺め。道路を挟んで両側、奥までずっと桜並木が続きます。立ち止まって写真を撮っていらっしゃる姿を見るとなんだかこちらも幸せになります。私もちょっとの合間にすぐスタジオを出ては満開の桜を眺めています。桜って咲く時期は本当に短くて寂しいですが、その短い間にどれだけたくさんの人をどれほどたくさん魅了するのでしょう。すごい花だと思います。でもやっぱり少しでも長く咲いていてほしいなぁと思います。今年は開花が早かったから入学式まで咲いていてほしいと願うのは贅沢でしょうか・・・

桜が咲いて別れと出会いの季節。先日は長女の中学校生活最後の演奏会に行きました。吹奏楽部の彼女は三年間の集大成としての定期演奏会を開催させていただくのです。夏休みのコンクールを終えてひとまずクラブを仮引退、それぞれが受験に向けて頑張り、そして受験を終えた子からまたクラブに戻ってこの定期演奏会に向けて練習をしてきました。それはそれはひたむきな努力だったと思います。もう中学生、でもまだ中学生ですからいろいろな思いを抱いた日もあったでしょう。たまにはお休みがあったらいいなと思った日もあるでしょうし、受験を終えてクラスのお友だちが遊びに行くのを聞いて一緒に行きたいと思った日もあったでしょう。でも一人だけで頑張ってきたんじゃない。そんないろいろな思いを時々はしながらも吹奏楽部のみんなで今まで一緒に練習に励んできました。彼女たちの学年はとにかく元気で明るくていつも笑顔に溢れた学年だったと思います。そんな彼女たちの最後の演奏会は笑顔がいっぱいで人に元気やパワーをおすそ分け出来るような素敵な演奏だったと思います。音楽って素晴らしいなと素直に感じることのできる演奏会でした。

体育会系だった私は、娘が吹奏楽部に入らなければこうして吹奏楽に触れる機会もなかったかもしれません。重たい楽器を背負って毎日朝早くから練習に出かけていく背中に私は心から尊敬の気持ちを持っていました。彼女たちに吹奏楽というまた新たな世界を広げさせてもらったと思います。高校生になり、それぞれの道を行く彼女たち。吹奏楽を続ける子もいれば、また新たな世界に入る子もいると思います。心も身体も元気で笑顔に満ちた毎日であってほしいと思います。高校のクラブにももう参加している娘。電車で通うため朝は今までよりさらにさらに早くなります。今まで以上に練習も厳しくなるでしょう。まだ想像の範囲でしかありませんが・・・それでも自分がやりたいと思った気持ちを信じて楽しみながら日々歩んでほしいと願うばかりです。吹奏楽部のみなさん、本当にお疲れ様でした。三年間、私たちに素敵な演奏を聴かせてくれて幸せでした。ありがとう。

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