今日は幼稚園の終園写真の撮影にお邪魔してきました。こちらの幼稚園では年度末、一年の締めくくりに子ども達のその成長をクラス写真として残されています。幼稚園にお邪魔してまずいつも本当に感心するのは子ども達の挨拶がとっても元気なこと。私たちの姿を見つけるとそれはそれは元気に「おはようございます」と挨拶をしてくれます。可愛い笑顔と元気な挨拶。気持ちがいいですね。ちょっと恥ずかしがり屋さんの子たちだってそっとそばに来てくれて「おはよ」と可愛いかわいい小さな手を。手と手を合わせて「タッチ」すればあったかい気持ちが伝わります。嬉しいな。
こちらの幼稚園では二歳児さんからの保育をされています。入園式ではまだまだ赤ちゃんっ気が残り、お家の方のお膝の上にちょこんと座っていた小さな小さなみんながもうすぐ一年の終わりを迎え、それは随分としっかり。お友達と手をつなぎ、先生のお話を一生懸命聞いています。春からは制服を着るんだね。嬉しいお顔いっぱいで写真を撮れました。
年少さんも入園式ではお家の方にぴったりくっついて離れたくなかったのに「もう直ぐ年中さんになるんだよ〜」とお話ししてくれました。並ぶのもスムーズで、大きかった制服ももうすっかり様になっています。
年中さんは春からはいよいよ年長さんに。ある女の子は自分の靴下をきちんと伸ばしてから隣の男の子に「靴下あげないとお写真がかっこよくないよ」と声をかけていました。ああ、子ども達の一年ってすごいなぁ。自分のことだけでなく、お友だちのことも気にかけてあげられるようになったり、お互いに支えあったり。男の子も「ありがとう」の言葉がすっと出るのが素敵だなぁ。
お家の方から離れて過ごす幼稚園での時間はいろんな気持ちの中でいっぱいいっぱい心も体も成長しているんですね。それは幼稚園の子も保育園、小学校、中学校、高校・・・きっとみんな同じでそれぞれの年齢でそれぞれの色々な気持ちを抱えて日々を送っているのだろうと思います。普段は日常のバタバタさに追いかけられて子ども達にもバタバタさせてしまっている私ですが幼稚園の子供達を見てまた少し気づくことができたのでした。気付いた時だけでも、ちょっと一呼吸おいてみよう・・・